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JPMがお届けする不動産コラム 2008/2/8 vol. 5
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■物件の問い合わせ
優先順位も決まりました。希望エリアの大まかな相場も分かって、集めた物件情報の中に気になる物件がありました。
次はいよいよ、実際にお部屋を見に行ってみましょう!
まずは、その物件情報が出ていた広告先の不動産屋に連絡を取って、物件がまだ販売中かどうか聞いてみましょう。特に1月~3月は不動産が動く時期でもあります。先週あった物件が今週は無いということが頻繁に起こりますので、必ず物件があるかどうか事前確認をしてくださいね!
物件の確認がとれたら、その不動産屋にお部屋を見てみたい旨を伝え、内見日時のアポイントをとりましょう。
私達JPMの物件は『リノベーション済み』『即入居可能』の物件ですので、いつでもお部屋をご覧頂けます!誰も住んでいないお部屋なので、ご内覧時はゆっくりと時間を取ってイメージを膨らませていただく事が可能です。
逆に所有者の方が居住中の中古住宅の場合は、当然先方のご都合もありますので、見に行ける時間に制約がつくことが多いと思います。
そのあたりも知っておくと予定が立てやすいかもしれませんね。
この際に気をつけて頂きたいのが、その広告先の業者が仲介業者か売主業者かということです。
仲介業者を介した場合、成約の際には成功報酬として仲介手数料を支払わなければなりません。
仲介手数料は、通常売買価格の3%+6万円(税別)の金額になりますので、3000万円程度のお部屋の場合で約100万円程度必要になります。
一方、売主との直接売買時には、仲介手数料は必要ありませんので、負担金額がだいぶ変わることになります。
■内見の際に持っていくもの
内見の際、出来れば持って行きたいのが、デジタルカメラと簡易的なメジャーです。
居住中のお部屋の場合はなかなか難しいかもしれませんが、「リノベーション」住宅の場合はまず使用しても問題ないと思います。
これらを準備していくと、その日自宅に帰ってから具体的な家族会議が開けますのでオススメですね!
間取り図などは業者さんが持ってきてくれるので大丈夫です。
■内見の際にチェックするところ
立地・住環境などが重要なのはもちろんですが、ここでは建物に関してのアドバイスです。
ポイントは、あまり表面的な部分ばかりに気をとられず、以下のような箇所をチェックすることです。
(当然、全てを満たす物件はほとんどありませんので、ここでも優先順位が重要になります。)
・エントランスやエレベーターなどといったマンションの共有部分
・過去の修繕履歴や今後の修繕工事予定といったメンテナンスに関係する部分
・日当りや通風、眺望、周囲の騒音などといった自分で変更が出来ない部分
・専有部分内でも水周り(キッチン・浴室etc・・)など後からの変更が難しそうな部分
後は、事前に物件に関する質問事項も幾つかまとめておいていただけますと、
案内をする側にも「この人たちは冷やかしではなく本気で探しているんだな」
と真剣さが伝わりますので、より一生懸命説明してくれるはずです。
物件を見に行く段階から、既に勝負!は始まっています。
何事においても準備がきちんと出来ていると失敗の確率は下がりますよね。
皆さんも、「買ってから後悔する」なんてことが起きないようにして下さいね!