━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
JPMがお届けする不動産コラム 2008/2/1 vol. 4
━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■不動産購入までの基本的な流れ
さて、いよいよ実際に物件を購入するにあたって、どんなステップを踏んでいく必要があるのでしょうか?
また、ほとんどの方が新生活をスタートさせる希望時期があるはずです。
そこから逆算して引渡しを受けられるまでどの位の時間が掛かるのでしょう?
これから、一般的な手続きと時間の流れを簡単に説明していきます。
「内見」
↓ ・中古住宅は先着順での受付けが一般的です。
「申込み」
↓ ・物件の申込みから契約までは通常1週間前後。
「契約」
↓ ・契約から決済までは通常1ヶ月前後。
「決済」
■「まずは内見。でもその前に・・!」
当然、不動産を買う前には物件を「見る=内見する」ことが大事です。
しかし、まずは内見の前に行って欲しいことが幾つかあります。何事も最初の準備が肝心です。
しっかり読んで間違いのない不動産探しをして下さいね!
1、自分達の購入動機をはっきりさせ、優先順位をつけることが最も大事です。
具体的には、広さを優先するのか、立地なのか、ペットなど特定条件なのか、などの順番を明確にするということですね。
不動産を選ぶ際の重要な要素として、3P(Place(プレイス)⇒立地・Plan(プラン)⇒広さ&間取り・Price(プライス)⇒価格)
などと言われますので、どれも甲乙付け難い項目であると思います。
それでも、「あえて言うなら1番はこれ、2番はこれ・・」と順番を決めておいて頂くと、その後の物件選びが非常にスムーズに行えるはずです。
2、優先順位をつけた後、今度は具体的に条件に合う物件を探さないといけません。
探し方は、最初から仲介業者さんに頼んでしまう(=仲介手数料が発生します!)
などの選択肢もありますが、今の時代ネットで希望物件情報を引き出すのは難しくありません。
実際に自分達の希望する条件の物件が『幾らくらいで』『どのあたりにあるのか?』位は自分で調べてみましょう。
一昔前みたいに休日を潰して不動産業者を渡り歩く調べ方は非効率すぎるのでやめましょう!
3、先に述べたように上手にネットなどを駆使して、出来るだけたくさんの物件情報を集めましょう。
そうすると、だんだん自分達の希望物件が幾ら位で売られているのか分かるはずです。
(この位までは手間と思わないで下さい。ご自分たちの「住まい」に関わることですから。)
後、ネットに出ている情報の中には実際には無い物件情報を掲載している業者もいますので、気になる物件は直接確認をしてみましょう。
ここまでが、いわゆる不動産購入を始めるまでのウォーミングアップみたいなものです。
特に、中古住宅のほとんどは優先順での受付・販売になりますので、ここまではしっかり時間を掛けて勉強して下さいね。