━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
JPMがお届けする不動産コラム 2008/2/15 vol. 6
━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「早い者勝ち!」
「リノベーション」住宅を含む中古住宅は、基本的に「早い者勝ち」です。
そうは言っても、不動産という大きな買い物をするわけですから、不安になる人も多いでしょう。
その気持ちは、よく分かります。(私自身、数年前に自宅を購入する際は悩みました・・笑)
でも、あえて言わせて下さい!
「ここで足踏みをしてしまう人は決して良い不動産を買えません!」
なぜなら、中古住宅は何十世帯もある新築物件とは違い一部屋ずつしかないのです。
当然、そのひと部屋に他の買い手がついてしまうと「終了」です。
良い条件の物件であればあるほど、探している人の数は飛躍的に増えますので、タッチの差で無くなってしまうことは決して珍しくありません。
事前に出来るだけたくさんの情報を集め、しっかり勉強しておく。
その代わり、良い物件を見つけたときの決断は素早く。
この「スローイン・ファストアウト」が物件探しのコツと言っても良いかもしれません。
■申込み手続き
具体的には申込み書(または買い付け書)に署名・押印をして手続きを取ることになります。
この手続きは仲介業者が介する時は仲介業者が、直接売主業者と交渉している場合は売主業者が行います。
この際、価格・手付金額・決済(引渡し)期日などの契約に関する諸条件を概ね取り決めることになります。
具体的に相談したいことがあれば、このタイミングでするのがベストです。
場合によっては申込みの際に「申込み金」を請求されるケースもあるかと思いますが、この代金はいずれ売買代金の一部に充填されます。
また、万が一、申込みを取りやめる際には当然、速やかに返却されることになります。
当然、それ以外のキャンセルに関するペナルティも一切ありません。
但し、申込金の預り証(=領収書)はきちんともらっておいて下さい。
申込みはここまでが一般的な手続きです。
この後は、通常のケースだと約1週間程度で、いよいよ「契約」になります。