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JPMがお届けする不動産コラム 2008/2/22 vol. 7
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■ 契約に臨む心構え
さあ、いよいよ契約です。
ここまでは途中でキャンセルしてもなにもペナルティーはありませんが、
契約後は状況次第でペナルティーが発生します。
そのあたりも再度熟考されてから、契約に臨みましょう。
契約するタイミングとしては、通常申込みから契約までは1週間程度です。
「意外と短いのね。」と感じる方もいるかと思いますが、売主側もその期間中は、
他のお客様をお断りして物件を止めておかねばなりませんので、その位の期間が一般
的になります。
ましてや売買市場も賃貸市場同様、例年1~3月は繁忙期に当たりますので、
特にこの時期に人気の高いお部屋は希望者が殺到します。
そのあたりの事情も考慮せねばなりません。
※ペナルティー・・契約後、買主側の一方的な理由による解約は、手付金放棄か、
場合によっては最悪、違約金(通常、売買代金の20%)のいずれかが請求されること
になります。
■ 契約に必要なもの
さて、契約時にご用意頂く物ですが、実はそれほど多くありません。
一般的に必要になるものはこの位のものです。
・印鑑・・認印でも可ですが、実印をご使用頂く方が多いです。
・手付金・・当日、現金か預金小切手などでご用意頂くケースがほとんどです。
売買代金の10%程度が一般的です。
・収入印紙代・・売買契約書に貼付する収入印紙代金。契約金額によって異なります。
但し、住宅ローンをご利用のお客様の場合は、契約時に「事前申込書」にご記入頂き、
必要書類と併せて銀行に持ち込む準備をしなければなりません。
これらに関する種類は銀行によって異なりますが、
住民票や印鑑証明書など幾つか事前に取得が必要なものが出てきますので、ご契約前
に確認が必要です。
また、当然ですが、お支払いした金額(手付金や印紙代など)に関して
全ての領収書をしっかり受け取っておいて下さいね!