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JPMがお届けする不動産コラム 2008/3/17 vol. 11
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■決済
契約も終え、金消契約も終え、いよいよ最後の手続き「決済」です。
決済とは残代金の支払いのことを指します。
また、同時に売主側はカギの引渡しを行い、当日のうちに立ち会った司法書士の先生に、正式な所有権移転の手続きを実行してもらうことになります。
場所は、通常、買主さんがご利用される金融機関のブースを借りて行われることが多く、所要時間は概ね1時間程度です。
当日、必要な書類に関しては司法書士及び金融機関からの指示を、仲介業者もしくは直接売主業者から、事前に指示が出るはずです。
■支払う金種
一般的なケースの場合、支払う金種は以下の通りです。
・残代金・・契約時に支払った手付金は本体価格の一部に充当されます。
また、中間金を支払っている場合も、中間金は本体価格の一部に充当されます。
・精算金・・管理費・修繕積立金、固定資産税・都市計画税などを日割り計算して、
売主(=前所有者)と清算することになります。
通常、決済日前日までの分を売主が、当日以降の分を買主が負担します。
・登記費用・・当日、司法書士の先生に依頼して法務局に主有権移転の届出を出します。
この際に掛かる登録免許税と依頼料とを含みます。
・ローン保証料・・住宅ローンをご利用の際に、金融機関に支払う保証料。
保証料の目安は、返済期間30年・融資額1000万円の場合で約20万円程度です。
・金融機関手数料・・金融機関によって金額は異なりますが、一般的には3万円前後程度です。
一般的には20~30万円程度がほとんどです。
・仲介手数料・・仲介業者を通して契約した場合は、成功報酬として仲介手数料が発生します。
仲介手数料は通常、売買価格の3%+6万円、税別になります。
・火災保険料・・金融機関によって指定期間が異なります。
■ついにマイホーム取得
これらの決済が済むと、ついに正式に不動産があなたのものになります!
ここまで7回にわたり、一般的な不動産の購入の流れをご説明してきましたが、お分かりいただけましたでしょうか?
少しでもみなさんの今後の、お住まい探しに役立てていただけたら幸いです。